日本ではピル使用率が低いので、ピル服用者の話やピルと妊娠にまつわるエピソードを聞く事あまり無いですよね。そもそもデリケートな話なので話題に上がらなかったりしますよね。
月経困難症で約6年間低用量ピルを服用して、ピル止めた後生理が1回も来ないまま妊娠した私のエピソードを紹介します!
医者や医療従事者等の専門知識はありませんので、一つの経験談としてお読みください。
ピル服用期間・理由は?
18歳〜24歳までの約6年間服用していました。
18歳の頃、突然生理が2ヶ月ほど来なくなり思い当たる事が一切無かったのでしばらく放置していたのですが、さすがに3ヶ月過ぎた頃にもしかしたら何か婦人科系の病気かも?と不安になり産婦人科を受診したら低用量ピルを処方され飲み始める事になりました。
生理不順と、当時はわりとPMSが酷かったので月経困難症と診断され保険適用のピルを処方されました。
生理痛が酷かった学生時代にピル服用してれば楽だったのになあ、、、と今なら思います。
ピル止めてから妊娠が分かるまで
18歳から飲み続けていたピルですが、結婚を機に止めました。
夫が歳が離れているのもあるので、もし不妊治療が必要になったらなるべく早い方が良いと考えていました。ピルを止めてもちゃんとした生理が来るのかも分からなかったので、結婚してわりとすぐ妊活を始めました。
当時は1回の診療で3ヶ月分のピルを貰っていたので、残っているピルが終わり次第止めようと決めていました。
7月中旬 シートが終わる
8月下旬 妊娠検査薬で陽性
最後のシートが終わっても生理が来ず8月中旬くらいから体調が悪いなあと思い、ある日猛烈な吐き気に襲われて検査をしてみると陽性でした。
さすがに1回くらいは生理が来るだろうと思っていたので、基礎体温も測っておらず排卵日も分かりませんでした。
後日産婦人科で確定診断して貰いましたが、最終月経開始日も排卵日も分からないのでエコーで見た胎児の大きさ等を目安にだいたいの妊娠週数で出産予定日が決まりました。
ピル止めるとすぐ生理が来ると思っていたので正直びっくりでした!
ピルのメリット・デメリット
ピルを飲んでいると周期が分かるので、いつ出血が起こるか事前に分かりナプキンを付けておいたり準備が出来ます。出血といってもかなり量は少なく出血日数も短くなるので、ナプキンの使用量が減ります。
頭痛、腰痛、腹痛等のいわゆる生理痛もほぼ無くなるので毎月楽になります。
私の場合は完全に生理痛が無くならず少し違和感や痛みはありましたが、ピル服用前に比べたら1割程度なので気になりませんでした。
ピルを貰うのに受診するので、その時気になっている症状等が有れば相談できるし、定期的に血液検査をしたり子宮頸癌の検査もしていたので安心感はあります。
飲み始めの2週間〜1ヶ月は副作用があり私の場合は眠たくなったり、食欲がいつもに比べて無くなったりしました。生活に支障がある程では無かったので、そのまま飲み続けていると副作用の症状は無くなりました。
最初ヤーズを飲んでいたのですが、出血量がそんなに減らなかったりPMSもそんなに良くならなかったのでピルの種類を変えて貰った事があります。副作用がきつい時はピルを変えてみるのも良いかもしれません!
定期的に受診や検査があるので、安心感はあるものの費用がかかったり受診する手間はあります。