ICUは聞いた事があるけどMFICUって何?と思いますよね。簡単にいうと妊婦のICUのようなところです。
転院時は救急車での移動で、消灯後に部屋に案内されたのでそもそもMFICUに居る事に気付いてませんでした!
切迫早産と診断された時期や治療について、転院になった理由等はこちらをお読み下さい!
MFICU(母体胎児集中治療室)での過ごし方
私が入院していた病院のMFICUはナースステーションから一番近い病室になっていて、部屋の出入りに扉は無くカーテンで仕切られているだけでした。
個室もあったのですが、私は3人部屋にいました。3人部屋と言っても通常の相部屋よりかなり広さがあり、部屋内に洗面・トイレがあり共有でした。
集中治療室というだけあって、分娩室が近くにありよく叫び声が聞こえていました!
ICUなので、看護師の見回りも多くNSTも朝夜の2回もありました。
診察もほぼ毎日あるので、基本暇なのですが割と何かしらあるのでお昼まではあっという間に時間が過ぎてました。
MFICUの中では軽症の方だった
転院する前の病院では個人クリニックだったのもありかなり重症扱いを受けていました。シャワーは週2回、基本ベット上安静、診察は車椅子移動、最後は排尿もトイレに行かせてもらえずベット上で導尿していました。
こんなに重症なんだと思っていたのですが、総合病院のMFICUは私よりハイリスクで症状が重い人の方が多くて驚いたのを覚えています。
総合病院に転院後はシャワー週3回、基本ベット上安静ですが院内のコンビニの移動はOK、車椅子使用は無しで自分で歩いてもOK、トイレも自由に行っても良くなったのでかなりストレスは軽減されました。
とは言っても、転院後の子宮頸管長は1.7cm程でリトドリン点滴もほぼMAX状態でした。
MFICUに入院している他の方は、マグセントも点滴していたり、多胎児妊婦さんだったり、既に破水している状態の方など様々な人が居ました。カーテンでしか仕切られてないので先生や看護師さんと患者さんの会話が丸聞こえでお互いどんな状況で入院しているのか分かるような環境でした。
最初は恥ずかしかったのですが、隠す事も出来ないので途中からは全く気にならなかったです。
一般病棟での過ごし方
MFICUでは軽症の方でも、ハイリスク妊婦には変わりないので約2週間程MFICUで過ごして大きな変化や悪化が見られなかったので同フロアの一般病棟に移りました。
MFICUと比べるとNSTも朝の1回のみで看護師さんの見回り回数も少なかったです。
一般病棟の中では重症の方だった
MFICUの中では軽症の方だったのですが、一般病棟に移ると重症の方なんだなと思いました。
私は24時間点滴でMFICUではみんな同じだったので点滴している状態が当たり前だったのですが、一般病棟では点滴している人はほとんど居ませんでした。
相部屋だったので、点滴のエラー音や点滴台の移動する時の音が申し訳なくて気を遣いました。
一般病棟ももちろんハイリスクに該当する方だったのですが、予防的管理入院をしているという印象でした。高齢出産、多胎児で計画帝王切開する人、何らかの理由で赤ちゃんだけがNICUにいて母子同室出来ない人など、病状が緊急を要しない人が多かったです。
相部屋どうだった?
転院前の個人クリニックは個室だったのですが、総合病院は3人〜4人の相部屋でした。入院中に相部屋のメンバーはコロコロ変わりましたが、ラッキーなことに相部屋になった人はみんな常識がある人だったので割と快適に過ごせました。
当たり前の事ですが、長期入院の人が多いので余計なストレスが溜まらないように気をつけていました!
相部屋の人との相性は運に頼るしか無いですね。どうしてもの時は個室にするか、看護師さんに相談するのがGOOD!