以前、切迫早産の治療でペッサリーを入れた経験談について書いたのですが、実際その後どうなったのかを書いていなかったので今回は切迫早産と診断されてから出産までの事を書いていきます。
結果から言うと、タイトルにもある通り33週と5日での出産で早産でした。
詳細な内容を書いていきますが、あくまでも私の経験談なのでペッサリー治療自体を推奨したり批判する意図はありません。
以前の記事『切迫早産でペッサリーを入れた話』を先に読みたい方はこちら↓
ペッサリー装着後
ペッサリー装着後の点滴の量や、点滴を止めてからどのくらいで陣痛が来たのか時系列で書くとこんな感じです。
ペッサリー装着
- 次の日・・・点滴(リトドリン)は4A16
- 2日後・・・点滴(リトドリン)は2A24
- 3日後・・・点滴(リトドリン)は2A17
- 4日後・・・点滴止める
なぜペッサリー装着後から点滴OFFまで3日あるかと言うと、装着時にペッサリーリングが子宮の壁を擦ってしまい出血があったので様子を見るために3日間程は点滴をつけたままの状態でした。
もし出血が止まらなかったら、ペッサリーを取って点滴治療維持というような状況でした。
入院時は点滴が4A30のMAX状態だったので、そこから少しずつ減らしていきぺッサリー装着となりました。
結局、無事出血も止まったので点滴を遂に止める日が来ました!
点滴の副作用が結構大変でしたね、、、。動悸や手の震えは中々慣れませんでした。
点滴を止めた後
点滴を止めたら張り返しが来てそのまま陣痛に来やすいというのですが、本当にそうなりました。
11時に点滴OFF
- NSTが3分〜5分間隔で60〜70前後の張りがくる
点滴OFFした後すぐに、張り返しが来ていないかどうかのチェックをするためにNSTモニターを付けていましたが、60〜70前後のお腹の張りが既に来ていました。
張り返しにしては早過ぎるけど、点滴を止める前々日から濃度を落としていたのでその張り返しが来ているのかもという事で、NSTモニター継続となり、11時〜12時の1時間程付けていました。
さらに昼食を取った後、13時〜14時の1時間NSTモニターを付けていましたが、だんだん張りが落ち着いてきてモニターを外しました。
結局点滴を外した日は軽いお腹の張りのみで、このまま点滴無しでいければ良いなという気持ちでいました。
点滴OFFの次の日
・陣痛が始まり破水したのでそのまま出産へ
点滴を止めた次の日の夕方〜夜にかけてなんとなく骨盤が痛くて、まさかそれが陣痛の始まりだなんて気づいておらずそのまま寝たのですが、夜中12時くらいにお腹が痛くて目が覚めました!
この時点で痛みで目が覚めたという事は、これは陣痛だと思いすぐナースコールをして看護師さんを呼びました。
30分くらい横になって様子を見ていたのですが、お漏らしをした感覚がありこれは破水したなと思いトイレへ行くと、着けていたおりものシートが濡れていたので、看護師さんに伝えました。
そこからすぐ車椅子で内診室へ行き、破水が確定したのでペッサリーリングを取りそのまま分娩室へ連れて行かれました。
陣痛が強くなってきていたので、このまま出産だなと覚悟を決めて分娩室で横になりました。
出産
ここからは陣痛との戦い!
早産になってしまったという気持ちと出産への覚悟で頭の中が忙しかったです。
分娩室に入ってから4時間くらいで生まれました。
切迫早産だったので、初産にしては分娩時間が短くなるかなと予想してましたが本当に早かったです。
結果、33週と5日で生んだので子どもだけ保育器に入れられてすぐNICUへ連れて行かれました。
結果的には早産となりましたが、もしペッサリーを装着せず、点滴も止めていなかったとしても早産に絶対ならなかったとは言い切れません。
あのまま点滴継続の方が良かったのではないか?と思う時もありましたが、主治医の先生や夫と相談をして最終的には自分が納得して治療方法を選んだので後悔はしていません。
ただ私の経験が切迫早産と診断されている方へ少しでも参考になればと思い書いています。